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初心者必見!ブログのタイトルに悩んだときの5つの処方箋

数多くのブログ記事を書いていると、どのようなタイトルをつければ良いのか迷ってしまうことはないでしょうか。

とくにブログを始めたばかりの人は、タイトルのつけ方が苦手な人が多いです。ただ、ブログはタイトルによってアクセス数が大きく変わるため、しっかりと考えなければいけません。

タイトルに悩んだときにチェックしたいのが、次の5つのポイントです。

  1. キーワードがふくまれているか
  2. 短く分かりやすい表現に
  3. ベネフィットが伝わっているか
  4. 数字が入っているか
  5. 読者目線で書かれているか

それぞれの詳細を解説していきます。

1、キーワードが含まれているか

最初のポイントは、タイトルにキーワードを含めるという点です。キーワードとは、読者がGoogleなどで検索するときに入力する言葉です。

たとえば、ダイエットをしているときの効果的な食事法について知りたいとします。このとき、次のようなキーワードで検索をします。

「ダイエット 食事法」
「ダイエット 食事 メニュー」
「ダイエット 効果的 食事」

そして、検索結果に表示されるホームページやブログは、当然このキーワードをもとにして選ばれています。

そのため、ブログ記事のタイトルにキーワードを含めるのは必須だと考えてください。

たとえば、あなたがGoogleで何かを検索するときをイメージしてみてください。自分が入力したキーワードが記事のタイトルに含まれていたら、もちろんクリックしたくなりますよね。

つまり、タイトルにキーワードを入れることで、クリック率を高めることができるのです。

ただ、キーワードを入れるといっても、たくさん入れば良いわけではありません。複数のキーワードがあると、何について書かれた記事なのかをGoogleが判断できなくなってしまうからです。

そのため、タイトルに入れるキーワードは、必ず一つに絞るようにしてください。

複数のキーワードが含まれていると、ユーザーに「何が書かれているのか」を考えさせてしまうことになります。しかし、ネットで検索しているユーザーは深く考えることを嫌います。

なぜなら、すぐに解決策を知りたがっているからです。

そのため、キーワードを一つに絞り、分かりやすいタイトルをつけるように心がけてください。ちなみに、このページのタイトルは、「ブログ記事 タイトル」がキーワードです。

2、短く分かりやすい表現に

2つ目に意識したいのがタイトルの長さです。ブログタイトルが長すぎると、検索結果に表示されたときに省略されてしまう可能性があるからです。

目安として、タイトルは32文字以内におさまるようにしてください。

なぜなら、Googleの検索結果に表示される文字数が32文字までだからです。たとえば、32文字以上だと、以下のようにタイトルが全て表示されません。

 

このように、33文字目以降の文字が、[・・・]となって省略されてしまうのです。

タイトルが省略されてしまっては、ユーザーに「何が書かれているか」を伝えることはできません。そうなると、当然のようにクリック率は下がってしまいます。

そうならないためにも、タイトルは32文字以内におさまるようにしましょう!

また、Google側の明確な文字数についての提案はありませんが、Googleサーチコンソールのヘルプセンターに次のような記載があります。

検索結果に効果的なタイトル

・具体的でわかりやすいページタイトルを付ける
・同じタイトルや定型文を使用したタイトルは避ける
・タイトルを目立たせる。ただし、簡潔になるように

「検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する」より要約

 

Googleの技術責任者であるMatt Cutts氏が回答した内容です。そのため、タイトルを考えるときには、おおいに参考になります。

そこで、ひとつずつ説明していきます。

2-1、具体的でわかりやすいページタイトルを付ける

タイトルを見ただけで、具体的に何が書かれているのかが分かるようにしましょう。ユーザーは検索結果のタイトルを見て、どのページにアクセスするかを判断するからです。

また、記事の内容を正確に表現することを心がけてください。

記事の内容が想像できない曖昧なタイトルは避けるように、とMatt Cutts氏はアドバイスされています。

さらに、前述したように「キーワードを複数いれること」も避けるように提言されています。その理由を「Googleから不正行為とみなされる可能性があるから」と説明しています。

2-2、同じタイトルや定型文を使用したタイトルは避ける

他のブログ記事のタイトルと同じ、もしくは似たようなタイトルは避けましょう。ユーザーが見たときに、記事の内容を区別することができないからです。

また、タイトルの一部分だけを変える定形文のような使い方も避けてください。たとえば、次のようなタイトルです。

「埼玉県越谷市のお客様:ABCサービス導入実績」

「埼玉県川口市のお客様:ABCサービス導入実績」

このような、使い回しの表現はせずに、ひとつずつに固有のタイトルをつけることをMatt Cutts氏は推奨しています。

2-3、タイトルを目立たせる。ただし、簡潔になるように

最後はタイトルを目立たせるとう点です。ただし、目立たせるといっても派手にすれば良いわけではありません。簡潔になるようにしてください。

私が意識しているのが、キーワードを前半に入れることです。前半にあると、すぐに目に入ってくるため注意をひくことができるからです。

タイトルはシンプルでありながら、目立つように工夫しましょう。このような、小さな工夫の積み重ねがクリック率の向上につながるのです。

3、ベネフィットが伝わっているか

ブログ記事のタイトルを考えるときに意識したい3つめのポイントが、ベネフィットが伝わっているかという点です。

つまり、役に立つ情報が書かれていることを、タイトルを見ただけで分かるように工夫しましょう。なぜなら、ユーザーはタイトルを見て、自分が求めている解決策が書かれているかを判断するからです。

このように、ブログ記事を読むことでメリットがあることが伝わるように意識しましょう。

役に立つ情報が書かれていることが簡単に分かります。そうすることで、ベネフィットをユーザーに伝えることができるのです。

4、数字が入っているか

4つ目のポイントは、タイトルに数字が入っているかという点です。タイトルに数字を入れると説得力が高まります。なぜなら、数字は客観的に判断できる物差しだからです。

たとえば、次の会話のうち、どちらに説得力があると感じるでしょうか。

この講座では、Facebookで集客するためのいろいろな秘策を教えます
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上記の例のように、「いろいろな」「たくさんの」という表現は非常に曖昧です。読み取る人の主観によって、その尺度が左右されるからです。

ただ、数字はその人の主観に左右されず、客観的な物差しになります。だからこそ、説得力が高まるのです。

たとえば、先ほどの章で説明した「要点がまとまっているタイトル」でも、「3つの習慣」や「3つの気遣い」というように、数字が入ると反応が良くなります。

そのため、数字で表現できるときは、意識してタイトルに入れるようにしてください。

5、読者目線で書かれているか

5つ目のポイントは、読者目線でタイトルをつけることです。読者目線とは、あなたのブログを読む読者の視点にたって、タイトルを考えるということです。

しかし、多くの人が自分の目線でタイトルを決めてしまっているのです。

具体的な例をあげて説明します。たとえば、スポーツジムのポスターに書かれている広告の文章です。

駅から徒歩3分!最新のトレーニングマシーンが充実の施設

これが、自分目線で書かれた文章です。ジムの経営者が自分(スポーツジム)の特徴をアピールしていますよね。

つまり、自分のことしか頭になく、お客様が抜けているのです。

これでは、お客様が読んだときにベネフィットをイメージすることができません。そこで、読者目線の文章に変えるのです。たとえば、次のような文章です。

夏はもうすぐ!わずか3ヶ月でマイナス5キロを目指す

この文章であれば、ジムに入会することで、自分(お客様)がどうのように変わるのかがイメージできます。

このように、その文章を読んだお客様がベネフィットを感じやすい内容に変えるのです。そうすることで、この広告を読んだお客様をより惹き付けることができるのです。

もちろん、ブログ記事のタイトルも一緒です。

あなたのブログを読みにくるユーザーは、検索結果で表示されたなかから、タイトルを見てどのページにアクセスするのかを決めています。

このとき、「このページには自分が求めている解決策が書かれていそうだ」というようにベネフィットを感じるからクリックするのです。

だからこそ、ブログ記事のタイトルを読者目線にして、お客様がベネフィットを感じやすい内容にする必要があるのです。そうすることで、クリックされる確率が高まり、あなたのブログにアクセスが集まるようになるのです。

ブログ記事のタイトルを決めるときは、読者目線を意識してください。

タイトルでクリック率が決まる

さて、ここではブログ記事のタイトルに悩んだときにチェックしたい5つの項目を解説してきました。

  1. キーワードがふくまれているか
  2. 短く分かりやすい表現に
  3. ベネフィットが伝わっているか
  4. 数字が入っているか
  5. 読者目線で書かれているか

どのようなタイトルをつければ良いのか迷ったときやページのクリック率が低いときは、この5つのポイントを参考にしてください。

ブログ記事のタイトルによって、クリック率は大きく左右されます。

実際に私が運用するサイト「営業学」でも、タイトルを変えただけでアクセス数が増えたページが何件もあります。それぐらい、ブログのタイトルは重要なのです。

そして、ここで解説した「5つの処方箋」は、タイトルを決めるときに私自身がチェックしているポイントです。実績のあるノウハウですので、あなたも実践してブログ記事のタイトルを決めるようにしてください。

ABOUT ME
山本 鉄也
ネットを活用して、お客様が集まる仕組み作りのエキスパート。上場企業も含めた、数多くの企業のWebマーケティングやSEO対策、サイト運営の支援を行なっている。