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実証済み!ブログ記事のタイトルで使える7つのテンプレート

数多くのブログ記事を書いていると、タイトルを考えるのが面倒になることはないでしょうか。

いくら考えても、良いアイデアが出てこない時ってありますよね。

そこで、ブログ記事のタイトルを作るときのテンプレートを紹介します。このテンプレートを使えば、簡単にタイトルのアイデアが湧き出てきます。

実証済み!ブログ記事のタイトル・テンプレート

ここで紹介する6つのテンプレートは、実際にアクセスを集めている実証済みのテンプレートです。

また、実際の記事タイトルのクリック率(CTR)の実績値も公開していきます。クリック率とは、クリックされた回数を検索結果に表示された回数で割った値です。

たとえば、表示回数が 1,000 回でクリック数が 3 回の場合、クリック率は 0.3% となります。

クリック率(CTR) = クリック数 ÷ 表示回数

そのため、どれぐらい効果があるタイトルの書き方なのかも分かるようにしてありますので、ぜひ参考にしてください。

1、疑問形 「なぜ、◯◯は~~できるのか」

読者に疑問を投げ抱えるような表現です。

ポイントは、主語と動詞にギャップを持たせることです。

このギャップが大きいほど、読者の興味を惹きつけることができます。

たとえば、私が運用しているサイト「営業学」の中では、次のような使い方です。

「なぜ、口下手な営業マンがお客様に好かれるのか」 平均CTR 12.36%

「なぜ多くの営業マンが予算を達成できないのか」 平均CTR 13.17%

一般的に優秀な営業マンといえば、話をするのが上手いイメージがあります。ただ、このタイトルでは、口下手な営業マンがお客様に好かれると言っているのです。

そのため、読者は「どうして口下手な営業マンでもお客様に好かれるのだろう」というような疑問を抱きます。

このように、ギャップによって読者の関心を高めることができるのです。

その他のタイトル例

「初心者でも簡単!ワードプレスで集客ブログを開設する方法」

「ゼロから始めるWebマーケティング」

2、簡易性 「初心者でも◯◯できる~~のやり方」

二つ目のテンプレートが、簡易性を表現するタイトル形式です。

初心者や素人に向けて書いていることを表現して、簡単に学べる記事であることをアピールできます。

たとえば、次のようなタイトルです。

「新人営業マンでも簡単!お客様と盛り上がる雑談ネタの見つけ方」 平均CTR 14.81%

とくに、インターネットで情報を探しているユーザーは、深く考えることを嫌います。なぜなら、悩みや不満に対する解決策をすぐに見つけたがっているからです。

そのため、自分が探している情報を簡単に学ぶことができそうな記事に反応するのです。

その他のタイトル例

「初心者でも簡単!ワードプレスで集客ブログを開設する方法」

「ゼロから始めるインターネット・マーケティング」

3、実現性の比較 「◯◯できる人、できない人の違いとは」

3つ目のブログ記事タイトルのテンプレートが、実現性を比較する形式です。

実現性の比較とは、ある行動ができるケースとできないケースの違いを説明することです。

単純に両極端を比較することで、できる人は何が違うのかを学べることが伝わります。

たとえば、次のようなタイトルです。

「売れる営業マンと売れない営業マンは一体なにが違うのか?」

また、この形式のタイトルは、記事が書きやすいというメリットがあります。

「できる、できない」の特徴を説明していくことで、自然と読者が求めている解決策を伝えることができるからです。

その他のタイトル例

「集客ブログで稼げる人と稼げない人のたった一つの違い」

「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート キヨサキ (著)

4、情報の限定性 「◯◯だけが知っている~~」

次のテンプレートが、限定された情報を表現する形式です。

特定の人だけが知っている情報であることを伝え、読者の関心を高めるのです。

たとえば、次のようなタイトルです。

「トップ営業マンだけが知っているクロージングの秘訣」 平均CTR 14.29%

ネット上には多くの情報があふれ、どれも似たような内容ばかりです。

その状況の中で、情報の限定性をアピールすることで価値を高めることができるのです。

その他のタイトル例

「トップ営業マンだけが知る! 新規開拓のメソッド」

「◯◯社の元幹部が告白、~~の真実」

5、How To形式 「~のやり方」

一つ目のポイントは、How To形式にするという方法です。

How To形式というのは「~のやり方」というように、具体的な行動が学べることを表現する方法です。

たとえば、私が運用するサイト「営業学」を例にあげると、次のようなタイトルです。

「アポイントが取れる営業マンの電話の話し方」
「売り上げをあげる営業マンの時間の使い方」
「新規開拓で見込み客へ継続的に訪問するためのネタの作り方」

いずれも、一ヶ月に300件以上ものクリックがあるアクセスの多いページです。

これらのタイトルのように、How To形式は何を学べるのかが非常に分かりやすいです。

そのため、ベネフィット(記事を読むメリット)が伝わりやすく、クリック率も高くなるのです。

6、要点まとめ型 「◯◯するためのコツ」

6つ目のテンプレートは、要点がまとまっていることを表現する方法です。

要点がまとまっているというのは、「~のコツ」「~の秘訣」という形式で表現することです。

たとえば、この記事のタイトルも「7つのテンプレート」というようにしています。

同じようにサイト「営業学」でクリック率の高いタイトルから例をあげます。

「成長が早い営業マンが身につけている3つの習慣」
「口下手な営業マンでもお客様に好かれるコツ」
「打ち合わせで飲み物を出された時の営業マンの正しい3つの気遣い」

このように、要点がまとまっていることが伝わると、役に立つ情報が書かれていることが簡単に分かります。

そうすることで、記事を読むことのメリットをユーザーに伝えることができるのです。

タイトルでクリック率が決まる

ここでは、ブログ記事のタイトルを作るときのテンプレートを紹介してきました。

ブログ記事やコンテンツのクリック率は、タイトルによって大きく左右されます。

タイトルでクリック率が決まる、といっても過言ではないのです。

ここで紹介したテンプレートを使って、クリック率の高いコンテンツを目指してください。

ABOUT ME
山本 鉄也
ネットを活用して、お客様が集まる仕組み作りのエキスパート。上場企業も含めた、数多くの企業のWebマーケティングやSEO対策、サイト運営の支援を行なっている。