ブログにアクセスを集めるには、読者にとって役に立つ情報を提供することです。有益な情報を提供することで、自然とお客様が集まるようになります。
ただ、文章の内容と同じように、文章の書き方にも注意しなければいけません。
どんなに内容が良くても、ブログ記事の文章が読みづらければ、読者を満足させることはできないからです。
そのため、ブログ記事を書くときは、読みやすい文章を意識しなければならないのです。そこで、ここでは読者にとって読みやすい文章を書くときのポイントついて解説していきます。
読者が読みやすいブログとは
読者が読みやすい文章を書くためには、読者がブログを読んでいるシーンを想像してみることが大切です。たとえば、パソコンからブログを読んでいるのか、電車のなかでスマホによって読んでいるのか、というようなイメージです。
とくに意識したいのが、スマートフォンです。
ここ数年のスマートフォンに普及により、スマホからホームページやブログにアクセスする人が激増しているからです。
ここで、実際に私が運営しているサイト「営業学」の実績値を見てみます。Google Analytics(グーグルアナリティクス)を使うことで、読者がどのようなデバイスからアクセスしているのかを解析することができます。
ここでいう「デバイス」とは、インターネットを見ている機器のことです。たとえば、パソコンやスマホ、タブレット端末などのことを指します。
このサイトでは、全体の56.72%がMobile(スマートフォン)によるアクセスです。この数字からも分かるように、半分以上の読者がスマホからホームページを閲覧しているのです。
そのため、ブログの記事を書くときは、過半数以上を占めるスマートフォンからのアクセスを意識しましょう。
そうすることで、読者を満足させることができる集客ブログを作っていくことができるようになるのです。
スマホ対策 ブログ記事の書き方
それでは、具体的にどのようなブログ記事の書き方がスマホユーザーに好まれるのでしょうか。
実際に私が気をつけたいのが、文章の段落です。
スマートフォンはパソコンと比較して画面が小さいために、文字が固まっていると非常に読みづらいです。たとえば、パソコンの画面で文章の段落が4段だったとしても、スマートフォンの画面では4段以上で表示されてしまいます。
たとえば、以下のような文章があります。
お客様は好きな人から物を買う
優れた製品を扱っているのに、契約を取れない人がいます。これは、その人自身に問題があると言わざるを得ません。お客様に、「この人からは買いたくない」と思われては、成約に至ることはありません。一方で、ライバル会社よりも価格は高く、機能が優れている訳でもないのに数字をあげる人がいます。これは、その営業マンが人として信頼されているからです。お客様に、「この人から買いたい」という気持ちが生まれ、成果があがるのです。
この両者には一体どのような差があるのでしょうか。それが、お客様に選ばれるための「人間力」です。人間力とは、言葉使いや態度、姿勢といった外面的なものから、その人が持つ社交性、誠実さ、信頼性などの内面的なものを含めた総合的な能力のことを指します。
お客様は物を購入するとき、値段や機能だけで選んでいる訳ではないのです。
営業学「営業の販売戦略論」より
この記事をスマートフォンで見ると、次のような画面になります。
スマートフォンから見た画面 (iPhone6)
このように、画面上が文字で埋まってしまい、非常にきゅうくつな感じを受けます。そのため、読者は文章を読むのにストレスを感じてしまうのです。
このようにならないためにも、パソコン画面で見たときに3段以上の段落が続かないようにしましょう。
たとえば、真ん中の段落に対して、適切な箇所で改行を入れるのです。
そうすることで、画面上に程度な空白がうまれるので、読みやすい文章構成にすることができるのです。実際に改行を入れたあとの、スマートフォン画面が以下になります。
改行を入れたあとのスマートフォン画面
このように、改行を入れることで空白の部分がうまれるので、全体として見やすくなります。そうすることで、あなたのブログ記事を読者にゆっくりと読んでもらうことができるようになるのです。
このように、読みやすい記事を書くためには、読者がブログを読んでいるシーンを想像してみることが大切です。
実際に私も行なっていますが、自分のスマートフォン端末で確認しながら、段落の調整を行なっていくのげベストです。
どんなに内容が良くても、文章が読みづらければ、読者を満足させることはできません。ブログの記事を書くときは、過半数以上を占めるスマートフォンからのアクセスを常に意識してください。