お客様が集まる企業サイトを作ることで、ビジネスを安定させることができます。数多くのアクセスが集まることで、お客様からのお問い合せや資料請求といった、リード獲得が増えるためです。
ただ、企業サイトにアクセスを集めるのは、簡単ではありません。
それでは、お客様が集まるブログと、アクセスが集まらないブログは、一体何が違うのでしょうか。
ここではお客様が集まるブログ記事を書くための3つのポイントを解説します。
1、初心者を対象に記事を書く
一つ目のポイントが、初心者を対象にブログ記事を書くことです。
これは、われわれのクライアントが、「どのようなお客様」であるかを考えてみれば理解できるでしょう。
クライアントは「専門家」でしょうか。それとも「初心者」でしょうか。
もちろん、「初心者」ですよね。
そして、初心者だからこそ、ネットで悩み事の解決策を探しているのです。
このような、ネットで解決策を探している初心者に向けて、その解決策を提示するというスタンスでブログ記事を書くのです。
そうすることで、あなたのブログが検索の結果に表示されて、お客様に読んでもらうことができるのです。
現在は、何か分からないことがあると「人に聞くよりも先にネットで検索する時代」と言われています。さらに、スマートフォンの普及により「いつでも、何処でも、簡単に」ネット検索することができます。
だからこそ、素人が抱えている悩みを解決できる記事を書くことで、ブログにお客様を集めることができるのです。
2、タイトルを工夫する
ふたつ目のポイントは、ブログのタイトルを工夫するということです。
具体的には、読者がタイトルを見ただけで「この記事を読むと何が分かるのか」をイメージできるようにしましょう。
なぜなら、読者は検索結果の中から、そのタイトルを見てどのページにアクセスするのかを判断するからです。
たとえば、ダイエットをしているときの効果的な食事法を探しているとします。
このとき、「お金をかけずにダイエットを成功させる方法」というタイトルが出てきても、クリックされる確率は低いです。
実際に、その記事にダイエットをしている人のための食事法が書かれていたとしても、そのページをクリックしてもらわなければ、あなたのブログには来てもらえないのです。
そのため、ブログ記事のタイトルを決めるときは、一目で「何が書かれているにか」が分かるように工夫をしてください。
先ほどの例でいうと、次のようなタイトルです。
「ダイエットを成功させる正しい食事制限のルール」
「健康的に痩せたい人のダイエット時の食事法」
このように、タイトルを読んだだけで「ダイエットをしているときの効果的な食事法」が書かれていることが分かるようにするのです。
そうすることで、読者にクリックしてもらう確率が高まり、あなたのブログにお客様が集まるようになります。
3、専門用語は必ず解説する
二つ目のポイントは、専門用語をしっかりと解説するということです。
われわれコンサルタントは、その道のプロフェッショナルであるため専門用語を当たり前のように使っています。
しかし、前述したとおり、ブログを読む人は初心者です。そのため、専門用語を使って記事を書いても、読者は理解できません。
専門用語を使うときは、必ず「専門用語の説明」をするようにしてください。
たとえば、次のような書き方です。
人は過去に費やした時間やお金を、無駄にしたくないと考える傾向があります。この影響により、正しい判断ができないことがあります。これを心理学で、「サンク・コスト効果」といいます。
サンク・コストとは、今までに費やしてきた時間や費用のことをいいます。サンクとは、「埋もれた・目に見えない」という意味です。また、コストというのは、金銭的な費用や人的な労力のことを指しています。そのため、埋没費用とも言われることもあります。
このサンク・コストはビジネスに大きな影響を与えおり・・・
営業学「サンク・コスト効果」より引用
このように、専門用語を提示した直後に、その用語を分かりやすく解説するのです。そうすることで、素人でも理解できる、役に立つブログ記事を書くことができます。
ブログを読んでいる読者は、初心者であることを忘れないで下さい。
読者に「あの人の記事は、分かりやすくて役に立つ」と思わせることで、何度もブログにアクセスしてくれるようになるのです。
まとめ
今回は、お客様が集まるブログ記事の書き方について解説しました。
ポイントは、以下の3つです。
- 初心者を対象に記事を書
- タイトルを工夫する
- 専門用語は必ず説明する
これらは、ブログ記事を書くときの基本です。
常に意識して、ブログ記事を書くようにしてください。そうすることで、あなたのブログにお客様が集まるようになります。