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あなたの言いたいことが確実に伝わるブログ記事の構成とは

集客ブログの基本は、有益な情報を発信してアクセスを集め、マネタイズ(収益化)に繋げるのが目的です。有益な情報とは、我々コンサルタントが持っている専門性の高い知識やノウハウです。

ただ、知識やノウハウを文章で伝えるときは、ブログ記事の構成を意識しなければいけません。言いたいことを伝えるためには、「何を、どの順番で伝えるか」が重要だからです。

そこで、ここではブログ記事の構成の考え方について解析していきます。

記事構成の基本 PREP法

ブログ記事の基本構成が「PREP法」です。PREP法とは、プレゼンテーションにおける話の進め方のフレームワークで、次の単語の頭文字の略称です。

結論:Point
理由:Reason
事例:Example
結論:Point

 

最初に結論(Point)を伝え、その理由(Reason)を説明します。そして、具体的な例(Example)をあげて読者にイメージしてもらい、最後に結論(Point)を繰り返します。

最初に伝えた「結論」に続いて、その根拠を説明していく流れになるので、話を論理的に展開することができます。

さらに、最後にもう一度「結論」を伝えることで、言いたいことを強く主張することができます。このPREP法の流れにそって文章を構成することで、論理的で分かりやすい記事を書くことができるのです。

私は、ブログの記事を書くときやセミナーなどで話をするときは、全てこのPREP法によって話を組み立てています。それほど使いやすいフレームワークですので、このページで学び、あなたも活用できるようにしてください。

PREP法の使い方と効果

それでは、具体的な例をあげて、PREP法の効果を説明していきます。

まずは以下の文章を読んでください。

ふたつ目のポイントは、ブログのタイトルを工夫するということです。具体的には、読者がタイトルを見ただけで「この記事を読むと何が分かるのか」をイメージできるようにすることです。

なぜなら、読者はネットで検索して表示された結果の中から、そのタイトルを見てどのページにアクセスするのかを判断するからです。

例えば、ダイエットをしているときの効果的な食事法を探しているとします。このとき、「お金をかけずにダイエットを成功させる方法」というタイトルが出てきても、クリックされる確率は低いです。

実際に、その記事にダイエットをしている人のための食事法が書かれていたとしても、そのページをクリックしてもらわなければ、あなたのブログには来てもらえないのです。

そのため、ブログ記事のタイトルを決めるときは、一目で「何が書かれているにか」が分かるように工夫をしてください。

当サイト「確実に集客できるブログ記事の書き方3つのコツ」より引用

この文章は、私がPREP法に当てはめて書いた文章の一例です。それでは、ひとつずつ詳細を解説していきます。

1、Point(結論)

最初に「結論」を主張します。結論とは、その記事で一番伝えたいテーマのことを指します。具体的には、あなたが持っている知識やノウハウになります。

ふたつ目のポイントは、ブログのタイトルを工夫するということです。具体的には、読者がタイトルを見ただけで「この記事を読むと何が分かるのか」をイメージできるようにすることです。

 

この文章の結論は、「何が書かれているか分かるようにブログのタイトルを工夫する」です。つまり、この文章で私が一番伝えたいことです。

このように、一番伝えたいこと(結論)を冒頭で伝えます。

2、Reason(理由)

次に理由です。先ほどの結論に対して、「なぜ、そのように主張するのか」の理由を説明するのです。

なぜなら、読者はネットで検索して表示された結果の中から、そのタイトルを見てどのページにアクセスするのかを判断するからです。

 

この文章のケースでは、「読者はタイトルを見てどのページにアクセスするかを判断するから」になります。

このように、あなたが主張した結論に続く形で、その理由を述べていきます。そうすることで、「主張+根拠」の構成になり、説得力を高めることができるのです。

3、Example(事例)

次に言いたいことを伝えるために事例をあげます。相手がイメージしやすい「例え話」を入れることで、読者がよりイメージしやすくなります。

例えば、ダイエットをしているときの効果的な食事法を探しているとします。このとき、「お金をかけずにダイエットを成功させる方法」というタイトルが出てきても、クリックされる確率は低いです。

実際に、その記事にダイエットをしている人のための食事法が書かれていたとしても、そのページをクリックしてもらわなければ、あなたのブログには来てもらえないのです。

 

この文章では、上記のとおりダイエットの食事法を検索するシーンを例え話にあげています。

この事例によって、結論である「何が書かれているか分かるようにブログのタイトルを工夫する」ことの重要性を伝えているのです。

4、Point(結論)

最後のPoint(結論)です。文章の冒頭で伝えた結論を最後にもう一度繰り返します。そうすることで、結論の訴求力を高めることができます。

そのため、ブログ記事のタイトルを決めるときは、一目で「何が書かれているにか」が分かるように工夫をしてください。

 

上記のように、少し表現を変えて結論を繰り返しましょう。文章の最後を結論で締めることで、全体がまとまり、あなたの伝えたいことがより伝わるようになります。

ここまで解説してきたように、PREP法はとても簡単に使えるフレームワークです。このフレームワークにあてはめてブログ記事を書くことで、説得力が高まり「あなたの言いたいこと」が読者に伝わるようになります。

PREP法でブログ記事を構成する

上記では、記事の中の一つの段落を例にあげましたが、記事の全体もPREP法にそって構成されています。そうすることで、ブログ記事で伝えたいテーマを論理的に読者に伝えることができるのです。

これを図であらわすと、次のようなイメージです。

たとえば、私がブログ記事を書くときには、最初の段落でPoint(結論)とReason(理由)を述べるようにしています。

そして、次の段落からExample(事例)をあげていきます。もし、事例が3つあるのであれば、3つの段落に分けてそれぞれを説明していく構成です。

PREP法では、このExample(事例)がとても重要です。読者がイメージしやすい「例え話」を取り上げることで、読者がより理解しやすくなるからです。

そのため、あなたのブログを読んでいる読者の立場にたって、事例を選ぶようにしてください。

たとえば、当サイトはコンサルタントや士業を対象にしています。そのため、私自身の営業コンサルタントとしての経験談やクライアントである税理士様の事例などを取り上げるようにしているのです。

そして、最後の段落でもう一度、Point(結論)を伝えます。

たとえば、上記のイメージ図のように、最後の段落が「まとめ」となっているブログ記事をよく見かけると思います。これは、まさにPREP法の最後のPoint(結論)なのです。

とくに、記事全体の文章の量が多いと、最初の頃に出てきた内容を忘れてしまうことがあります。それを思いだしてもらうためにも、記事の最後に「まとめ」を行うことは効果あります。

そうすることで、読者に「あなたの言いたいこと」をしっかりと伝えることができるのです。

あなたもPREP法を活用して、読者を満足させるブログ記事を書くようにしてください。

ABOUT ME
山本 鉄也
ネットを活用して、お客様が集まる仕組み作りのエキスパート。上場企業も含めた、数多くの企業のWebマーケティングやSEO対策、サイト運営の支援を行なっている。